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![]() 講の人や近隣の人たちにより、祈願ごとを書いた護摩木を供えられてます。山伏により護摩が焚かれ祈祷しながら護摩木が焚かれます。護摩焚きの中、講の人や参拝者がお堂前にて順に拝まれます。 以前は、遠近の参拝者が沢山あって賑やかなお祭りとなり、観音講の人たちが詣でて般若心経をあげたり、山伏も詣でて護摩を焚く。祭典が済むと餅まきをし、子どもたちの盆踊りがあったり、供物を参拝者に配った後で、世話人たちの直会があったそうです。また講の人たちが毎月積み立てて年に一度ずつ青年を連れて山上(大峰山)参りをするのがつとめになっていたそうです。特にはじめて山上参りをするものは、必ずここに詣でて修行の安全祈願をし、無事に帰ってくると、お礼詣りをすると言う。青年の大人への通行儀礼として山上参りをするのが習わしであったようです。 今は、行事が簡略となり、祭りそのものも簡素化されてきたようです。といっても信仰そのものが衰えたと言うことでなく、今も古野山上講の人たちが揃って大祭に参加されたり、二年に一度の5月下旬頃に山上参りをなされています。この行者堂は今も香花などのお供えが絶えません(2010年8月下旬取材)。 |
![]() 沿道に立てられたお祭りの幡 |
![]() 護摩焚き |
![]() 護摩焚きの中のお詣り |
![]() お詣りの列 |
![]() 参列する古野山上講の人びと |
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