注連縄掛け神事

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加賀田神社

社殿の注連縄掛け 加賀田にある加賀田神社本殿には、誉田別命、足仲彦命、息長足姫命、素戔嗚尊、高オカミノカミを祭祀されています。
 創建の年は不明でありますが、1859年作成の「当山社地縁起由来書記録並衆座由緒調書之事」の記録によると、宇佐八幡宮を勧請 したこと、文明11年(1480年)に社殿を再建した記述があることから、520年以上の歴史を持っていることになります。その規模は、慶長4年(1599年)作成の社地境内有姿の図 によると、本殿・拝殿・経堂・泉福寺 (奥ノ坊・北ノ坊・南ノ坊・宮ノ坊・薬師堂)がある立派なものでしたが、文禄3年(1595年)秀吉の検地で社領を没収され、無禄になったために坊舎が頽廃し、本殿・拝殿・末社神具庫・薬師堂だけになった。元禄16年(1703年)社殿を改修されたが、嘉永6年(1853年)の火災で拝殿・薬師堂・中門・玉垣が焼失し、安政5年(1858年)に再建して現存の社殿になった。明治の廃仏毀釈時に唐久谷村の和佐神社、石仏村の上山八幡宮・天神を合祀された。
 大晦日に注連縄掛けが催行されました。氏子が手分けして、本殿、拝殿・各社殿・社務所・鳥居などに次々と掛けられていきます。また本殿・拝殿の鈴を磨き、鈴を鳴らす布を新しいものと交換されます。当社の注連縄は、他にあまり例を見ない立派なもので、先に細く綯った縄を使って注連縄を綯ったもので細工が細かいです(2006年12月取材)。
鳥居への注連縄掛け 拝殿の注連縄掛け 社殿の注連縄掛け 社殿の鈴掛 ライトアップされた社殿
(写真に触れると大きくなります)