閉じる

行者まつり

 金剛山から紀見峠への縦走路の途中に、行者杉と呼ばれる所があります。ここは海抜約700m の山地で、大阪・奈良・和歌山の3府県の境界地点となっています。ここには4〜5本の大きな杉の樹が植わっていて、この根元に山岳修験道の開祖として崇められている役行者を祀る祠があります。(2007年5月取材)>> 続きを読む...

Copyright (C) J.S. All Rights Reserved.
祠の中には、台石の上に高さおおよそ50cmの石彫りで左手に経巻、右手に鉄の錫杖を持った役行者の倚坐像が祀られています。
 この祠は、古くから石見川地域の人たちがお守りし、お祀りされています。
行者まつりは、石見川地域の年中行事の1つであり、春ごととしてのお祭で地域の人たちが挙って参加されます。
むかしの良き時代の風習が、今も石見川地域に残っている、続けられている努力に敬意を表すと同時に、今後も続けられることを祈願します。
役行者は大和の葛城山を根拠地とした山岳仏教・修験道の開祖。修験道は古代大和の三輪氏や加茂氏が祀った神と仏教が結合した宗教と考えられています。山岳仏教・修験道は、律令国家形成に伴って非体制的宗教と見なされて、役小角は文武天皇3年に伊豆へ追放される。
クリックしてください。
役行者さんへのお詣り閉じる
祠へのお詣り閉じる
楽しいお昼の宴会閉じる
楽しいお昼の宴会閉じる
抽選会閉じる