伊勢太神楽奉納
伊勢太神楽は文化庁指定重要無形民俗文化財です。住吉神社では、秋祭りに伊勢太神楽が奉納されています。これは旧来から人びとが伊勢神宮に参拝する代わりまたは、伊勢神宮で神楽を奉納する代用として地方の神社で神楽を舞ってもらうことが行われていました。このようなことが、ここ小山田町にある住吉神社でも伊勢太神楽奉納が行われてきたものと思われます。(2025年10月取材)
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剣の舞
まず御頭が宝剣を口にくわえて高く掲げ、天地四方を舞い清めて、宝剣で邪気を切り祓う。悪魔祓いの舞。
四方の舞
鳥兜をかぶった猿田彦に誘導された二頭の獅子は頭を振って悪魔を祓う。やがて獅子は少し眠るが、鶏の鳴き声で起きて天地四方を祓い清める。
神来舞
一年を祓うために1月から12月までの12段で構成される。 右手に鈴、左手に御幣を持ち、胸のあたりの舞布を巻いて左手中指の先にかけ、尾の方も後持ちが舞布を巻いて持ち、左右左と清め祓う。
楽々
(
ささ
)
の舞
豊年を祝い、来年もよい年であるように祈念する舞いです。御幣で飾ったササを猿田彦が左右に振って災厄を祓い清め、獅子もその中を舞い清めます。
魁曲
(
らん
)
の舞
江戸時代、伊勢神宮に参拝を果たした人々が古市の遊郭で精進落しの遊びを楽しんだ。その古市の賑わいを表現したものである。
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開設趣旨
案内地図
今は見かけなくなりなしたが、昭和の頃は伊勢太神楽は南河内地方を回檀し、家々を巡って荒神祓い(カマド祓い)をして配札していました。
伊勢太神楽の舞曲は8舞8曲の16種類で構成されています。
獅子頭の爛々と輝く巨眼が邪視を封じ、金色の歯は悪魔を威圧する呪力があると信じられ、「おかしら」と呼び獅子頭に神格を持たせ獅子信仰の御頭神事が伊勢市周辺で行われています。子どもたちが頭を咬んでもらって無病息災や学業成就を願う風習があるのは、このような信仰からでしょう。