閉じる

馬駈神事

住吉神社で行われている馬駈神事は社伝によると、神功皇后が新羅との戦いで戦勝した祝賀が当社で10月12日に催されました。その時に従軍した人達が喜んで裸馬を駈け廻した由来により小山田町にある住吉神社では古来から伝承・催行されている神事です。(2016年10月中旬取材)
>> 続きを読む...
Copyright (C) J.S. All Rights Reserved.
この馬駈けは、はじめに神馬が三面馬場(約110m)を3回駈け廻った後、献馬が続いて馬場を3回駈け廻ります。騎乗して駈け廻るのでなく、氏子が馬の手綱をもって人馬が一体となって馬場を駈けめぐります。明治・大正の時代までは盛大なもので、氏子が挙って競走馬を出したそうです。50〜7・80頭 も近郷近在から参加したと言います。馬駈けに馬を出すと一年中病気をしないといったそうです。馬駈けに出た馬の腹帯は、安産のお守りというので、昔の女の人たちは挙ってもらい受けたそうです。今は馬を飼っている家がなくなり、乗馬クラブから15・6頭の馬に来てもらって実施されています。しかし、この神事は絶やしてはならにと言われ、地元の人たちによってしっかりと守られています。
 閉じる
神馬による駈けはじめ閉じる
献馬による馬駈け閉じる
献馬による馬駈け閉じる
献馬による馬駈け閉じる
献馬による馬駈け閉じる