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終い大師

 弘法大師にゆかりのある與通(よつ)のお大師さんで親しまれている仏日山 盛松寺では、12月21日が弘法大師の月命日にあたり、締めくくりの年の瀬の縁日として「終い大師」が毎年開かれ、大師の偉徳を慕い法要が営まれます。寒い中にもかかわらず参詣者で賑わい、甘酒がふるまわれ心身ともに暖まります(2019年12月21日取材)。>> 続きを読む...

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当山では、弘法大師伝授の「柚子みそ」づくりが受け継がれています。この「柚子みそ」は、唐に留学した弘法大師が帰国した後に槙尾山 施福寺へ行く途中、当地に立ち寄られ疫病に苦しむ村人のために伝えたとされています。村人が伝承してきた柚子みそを、当山建立の享保7(1722)年以来、当山で信徒や檀家らの手で毎年12月19日につくられ続けてきました。そして本尊、弘法大師像にお供えするならわしがあり、以前は柚子みそ供養と言われていました。「柚子みそ」は、冬至の日に食べると万病に効くと言われており、21日の「終い大師」の日にお下がりとして参詣者に授けられます。この「柚子みそ」は檀家や信徒らで、お供物して19日に丹念につくられたものです。
 柚子の木の棘は悪魔・悪霊・病魔を追い払うといわれていることから、柚子と深い関わりのある当山は「厄除け柚子みそ大師」とも言われています(2018年12月21日取材)。
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